活動(小テスト、レポート提出、アンケートなど)

活動一覧

ここでは山口大学のMoodle 3に備えられている活動モジュールについて紹介します。
主な活動モジュールについては、それぞれに個別の章を設けて利用方法を説明します。


h5p H5P

H5Pはプレゼンテーション、ビデオ、他のマルチメディア、問題、小テスト、ゲーム等のインタラクティブコンテンツです。
このH5Pモジュールでは、MoodleコースにH5Pのコンテンツをアップロードおよび追加できます。
コンテンツに含まれる小テストでは、すべての問題受験は自動的に評定されます。


scorm/aicc SCORMパッケージ

SCORMパッケージは学習モジュールの標準規格であるSCORMに準拠した一連のWebコンテンツです。
これらのパッケージにはWebページ、画像・音声・動画、Javaスクリプトなど、Webブラウザで動作するファイルを含めることができます。
SCORMパッケージにより、簡単に標準的なSCORMパッケージをMoodleへアップロードして、コースに追加することができます。


wiki Wiki

WikiではWebブラウザを利用して、シンプルなマークアップ言語により、集合的な文章を作成することが可能です。
Moodle Wikiモジュールでは参加者がWebページを通してコンテンツの追加、拡張、修正を行うことができます。
古いバージョンのコンテンツは削除されることはなく、以前のコンテンツをリストアすることもできます。
このモジュールはErfurt Wikiをベースに作成されています。


scheduler スケジューラ

この活動モジュールでは、教師は学生ユーザとの1対1の面会予約を登録・閲覧・削除することができます。
最初に、学生との面会が可能な時間および各々の面会時間の長さを設定してください。
公開後は、学生が自分自身で面会が可能な時間枠に予約を入れます。
このモジュールでは出席を記録することもできます。


chat チャット

チャットモジュールでは参加者がWebを通してリアルタイムにディスカッションを行うことができます。
チャットルームの利用形態は、非同期の議論を提供する「フォーラム」とは異なります。
チャットモジュールにはチャットの管理およびディスカッションをレビューするための多くの機能が備えられています。


database データベース

データベースモジュールでは、参加者は一連のエントリ (例 レコード) を作成、管理および検索することができます。
エントリの構造は多くのフィールドとして教師により定義されます。
フィールドタイプにはチェックボックス、ラジオボタン、ドロップダウンメニュー、テキストエリア、URL、写真およびアップロードファイルを含みます。
このモージュールは、Webリンク、書籍、書評、論文書誌等の共同収集作業用として活用したり、学生による写真、ポスター、Webサイトまたは詩の展示、ピアコメント、ピアレビューに活用することができます。


feedback フィードバック(アンケート機能)

フィードバック活動モジュールでは、教師は多肢選択、〇/×形式またはテキスト入力を含む様々な質問タイプを使用して、参加者からフィードバック(アンケート)を収集することができます。
必要であれば回答を匿名にすることができます。
アンケート結果をすべての学生に表示したり、教師のみに閲覧制限することができます。
ただし、コースに参加していないゲストユーザについては、回答の送信やアンケート結果の閲覧はできません。


questionnaire アンケート(独自に追加)

アンケートは、従来のフィードバックより高機能なアンケートを作成するための活動モジュールです。
設問の形式がより豊富になり、回答の制限も多様になりました(回答可能回数の設定や、週に1回、月に1回など)。
回答の分析画面がより洗練され、コース参加者の中での未回答者の一覧表示、未回答者へのメッセージの送付機能も追加されました。


forum フォーラム

この活動モジュールでは、コースの参加者が非同期に質問を投稿したり、議論をするための電子掲示板を作成することができます。
投稿は様々なフォーマットで閲覧することができ、ファイルを添付することもできます。
フォーラムをメール購読することにより、参加者は新しい投稿内容をメールで受信することができます。
教師はメール購読を全員に対して強制することもできます。
Moodleでは新規作成されたコースには「アナウンスメント」という名称のニュースフォーラムが追加されます。
ニュースフォーラムは、新規の記事の作成は教師のみ可能で、学生は返信のみ可能です。


open-forum オープンフォーラム(独自に追加)

オープンフォーラムでは、従来のフォーラムよりも高機能な掲示板が提供されます。
例えば、学生間では匿名の投稿となる掲示板を作成することも可能です。


lesson レッスン

レッスンでは楽しくフレキシブルな方法で学習コンテンツを提供します。
レッスンは複数のページで構成されます。
通常、各ページは問題と複数の考えられる答えで終了します。
学生が選択した答えにより、次のページに進むか前に戻るか決定されます。
レッスンのナビゲーションが単純になるか複雑になるかは、提供される教材の構造に大きく依存します。


workshop ワークショップ

ワークショップでは学生のワークを収集、レビュー、相互評価することができます。
課題と似ていますが、課題が権限を持った教師・講師のみが課題を評価できるのに対し、ワークショップは学生同士による相互評価が可能です。
課題とワークショップを目的に応じて使い分けると良いでしょう。


assign 課題

課題モジュールでは、学生が提出したレポートを教師が評定することができます。
レポートの提出方法には、ファイルをアップロードさせる方法(ファイル提出)と、Web上のエディタを利用してテキストを記入させる方法(オンラインテキスト)があります。


external 外部ツール

外部ツールでは、他のWebサイト上の学習リソースや活動にアクセスすることが可能です。
リソースにある「URL」に似ていますが、他のWebサイトとの間で相互連携できる点が異なります。
連携先のサイトでの認証が不要になるほか、連携先先のリソースや活動による学習結果をMoodleに取り込むことも可能です。
連携先のリソースや活動と相互連携を図ったり、自動的に認証を行うためには、アクセス先のWebサイトがLTIをサポートしている必要があります。


autoattend 自動出欠

自動出欠モジュールでは、教師の設定内容に応じて学生の出席状況を収集します。
出席状況の収集方法には、手動、半自動、自動の3種類があります。
教師は学生の出席状況を修正することも可能です。
このモジュールを使用するには、先に「自動出欠ブロック」をコースに追加する必要があります。
自動出欠モジュールの貼り付けは、コース内に1箇所としてください。


quizz 小テスト

このモジュールでは教師が小テストを作成すすることができます。
小テストには多肢選択問題、○/×問題、組み合わせ問題等、様々なタイプの問題を含むことができます。
小テストでは1回または複数回の受験を許可することができます。
学生の小テスト受験および受験内容の確認に関して、様々なオプションがあります。
ほとんどの問題タイプでは自動的に採点がされますが、教師が手動で評定しなければならない問題タイプもあります。
教師は自動的に採点された評点を手動で上書きすることもできます。


survey 調査

調査モジュールはオンライン環境における学習の評価および奨励に関して有益であると検証された3タイプの調査手段を提供します。
教員が学生からデータを収集し、自身のクラスについて学び授業に反映させる目的で使用できます。
調査ツールには事前に質問が設定されています。
自分で質問項目や形式を設定したい場合には、「フィードバック」もしくは「アンケート」を利用してください。


choice 投票

投票モジュールでは、教師が質問文とそれに対する複数の選択肢を定義し、学生は質問に対する回答を選択肢の中から選びます。
教師は学生の投票結果を公開することもできます。


glossary 用語集

用語集では参加者が辞書のような定義リストを作成および管理することができます。
登録データを、様々なフォーマットで検索または閲覧することができます。
また、教師は用語集エントリを1つの用語集から同一コース内の別の (メインの) 用語集にエクスポートすることができます。
コースを通して、用語集のエントリに自動的にリンクすることができます。


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